競馬との出会い

僕が、競馬に興味を持ったのは、

小学生の頃に、NHKのテレビで、

有馬記念をおじいさんが見ていたのを、

何気なく一緒に見ていたのが最初だと思います。


僕は、秋田県の田舎に住んでいたので、

その当時は、民放では競馬番組はなかったので、

NHKでやるダービーや有馬記念、それにNHK杯ぐらいしか

見る事はできませんでした。


最初に見た有馬記念では、シンボリルドルフ

カツラギエースを直線捕えて勝ったのですが、

その映像を見て、ワクワクしたのを今でも覚えています。


やはり、潜在的に競馬に惹かれるDNAが

備わっていたという事なのでしょう。

 


その後、中学、高校と僕は将棋に夢中になり

県大会で優勝したり、プロ試験を受けたりと

競馬への興味は、忘れたようになっていました。


競馬への思いが、再燃したのは、

大学受験に失敗し、仙台にあるコンピュータ関係の専門学校に

行っている頃です。

 

その頃は、馬券が買えたわけではありませんが、

スポーツ新聞やテレビで競馬を見る機会が増えました。


その年のクラシックは、皐月賞で伏兵のサクラスターオー

勝ちましたが、その走りを見てすっかりファンになりました。


その後骨折が発覚し、ダービーではメリーナイスが復活して圧勝。


菊花賞トライアルでも勝って

菊花賞では大本命となっていました。


ケガで休養していたサクラスターオーは、

菊花賞にぶっつけで挑戦する事を表明、

今でこそ休み明けでクラシックを勝つような馬も出ていますが、

骨折明けでもあるし、当時は出走するだけという感じでした。


僕は、もし馬券が買えるとしたら

サクラスターオー単勝をしこたま買ったと思いますが、

その当時は馬券が買える年ではなかったので、

レースはただ見るだけでした。

 

レースは、本命のメリーナイスが、直線脚色が怪しくなり

脚を溜めていたサクラスターオーがゴール前抜け出した時は、

馬券を買っていなくても、テレビを見ながら

大声を上げていた記憶があります。


その後、就職先を決めなければいけなかったのですが、、

競馬をやりたいがために、東京に就職しようと

決意したのでした。